Barbour/バブアーの人気モデル、ビデイル・トランスポートをはじめとするオイルドジャケット(ワックスジャケット)は、その耐久性と独特の風合いから、長く愛用できるアイテムとして人気を集めています。
画像:Barbour公式サイト
しかし、オイルドジャケットは一般的なアウターとは異なり、特殊な素材のため、適切なケアが必要です。
近年のモデルは依然と比べてべとべと感や匂いが軽減されて、よりタウンユースしやすく改良されているようです。それでもオイルドジャケットをより長期間着用するにはケアが欠かせません。
この記事ではBarbourオイルジャケットを長く美しく保つための具体的なお手入れ方法を詳しく解説します。
なぜオイルドジャケットのお手入れが重要なのか?
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オイルドジャケットは、その名の通り、綿にオイルをたっぷりと含ませた生地で作られています。このオイルが、ジャケットに防水性や防風性、耐久性を与えている一方で、汚れを吸着しやすいという性質も持っています。
適切なケアを行わないと汚れが蓄積し、オイルが酸化してジャケットの寿命を縮めてしまう可能性があります。
オイルドジャケットのお手入れの基本
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オイルドジャケットのお手入れは、大きく分けて以下の3つのステップで行います。
ブラッシング
毎日のお手入れとして、ブラッシングが最も重要です。特に襟元や袖口など、汚れが付きやすい部分は念入りにブラッシングしましょう。
ブラシの種類は、馬毛ブラシや豚毛ブラシがおすすめです。ブラッシングすることで、表面に付着したホコリや汚れを落とし、オイルの酸化を防ぎます。
汚れ落とし
汚れがひどい場合は、中性洗剤を薄めたぬるま湯で湿らせたスポンジで優しく拭き取ります。その後、乾いた布で水分を拭き取り、陰干しします。
直射日光に当てると、オイルが変色する可能性があるため注意が必要です。頑固な汚れには、専用のクリーニング剤を使用することも可能です。
リプルーフ(オイル補充)
オイルドジャケットは、着用を繰り返すうちにオイルが少しずつ失われていきます。オイルが不足すると、防水性が低下したり、生地が硬くなったりする原因になります。
定期的にリプルーフを行い、オイルを補充することで、ジャケットの性能を維持することができます。
リプルーフは、気温が高く湿度が低い晴れた日に、屋外で行うのがおすすめです。
オイルドジャケットのお手入れの注意点
洗濯機や乾燥機の使用は厳禁
オイルドジャケットは、洗濯機や乾燥機を使用すると、オイルが流れ出てしまい、防水性が失われてしまいます。
高温多湿な場所での保管は避ける
高温多湿な場所での保管は、カビや酸化の原因になります。
風通しの良い涼しい場所で、ハンガーにかけて保管しましょう。
クリーニング店への依頼
自分でリプルーフするのが難しい場合は、専門のクリーニング店に依頼することも可能です。
まとめ
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Barbourオイルジャケットは、適切なケアを行うことで、長く愛用できる魅力的なアイテムです。
ブラッシング、汚れ落とし、リプルーフを定期的に行うことで、ジャケットの寿命を延ばし、美しい状態を保つことができます。この記事を参考に、あなたもBarbourオイルジャケットを大切に育てていきましょう。